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文章題の解き方って中々解説が無いんですよね。
 文字と式を習ったあと、文章題に文字が入った問題が出てきます。
 でも、いきなり難しいですよね・・・。
そこで、文章題の解き方を色々紹介したいと思います。
基本は数字の文章題と同じ
12kmの道のりを4km/hで進んだときの時間hは?
 {12/4}=3
 ですね。
 道のりを時速で割ると時間が出ますが、その公式を覚えている事はこの問題の本質ではありません。
 ただの前提知識であり、それを使うことが出来るかの話ですから、当たり前の様に公式は覚えておきましょう。
 まあ、「道のりを速さで割ると時間」なんて、覚える必要ないんですけどね。
 言葉で覚えるとどれがどれだかわからなくなって間違えるので、そのやり方は小学生で卒業しましょう。
次に本題ですが、文章に文字が入った場合です。
 12kmの道のりをakm/hで進んだときの時間hは?
 これは先程の4km/hがakm/hになったわけです。
 先程の式の4をaに変える「逆代入」みたいな事をしましょう。
 {12/a}
 ですね。
文字も結局何かの数字なんです。
 数字と同じように使っていいわけです。
文章をよく読む
文章題の苦手な子の8割くらいが、文章を読む前に諦めてしまいます。
私が文章を読んで理解するまでの時間はそれなりに自信があります。
 何せイケメン教師本職ですから。
しかし文章題の苦手な子は、私が文章を読んでいる最中に、もうあきらめてます。
 「先生、わかんね!」
 当たり前ですよ、まだ私だってわかってないんですから。
「もう読んだの?」
 「読んでません!」
 そりゃわからないの、当たり前やろ・・・。
恐らくですが、「読んでもどうせわからない」「なんか難しそう」そういう思いがそうさせてしまっているのかなと思っています。
図を使う
文章読んでも脳みそは理解しきれません。
 自分なりの図を書いて考えましょう。
このとき、完璧な図は必要ありません。
 分かればいいんです。
 図にこれじゃないとダメという、1つの正解は無いんです。
 意味があっていればどんな書き方でも良いので、基本的には何かしら図を書きましょう。
 少なくとも、ただ読むだけでなく、数字くらいメモすると、理解しやすくなりますよ。
 「そんなのしても意味が無い」と諦めてしまったら、いつまで経ってもできないままでしょうけどね。
文章内の言葉は大体全て使う
数学の問題はあまり無駄な内容を含んでいません。
太朗君は100円のアイスと200円のノートを買いました。
 その後500mの道のりを時速3kmで歩いて家に帰りました。
 太郎君の弟の名前はなんでしょう?
こんな問題はありませんね。
太朗君は100円のアイスと200円のノートを買いました。
 →合計いくらでしょう?という問題なら
  →100円のアイス、200円のノート、両方使う
その後500mの道のりを時速3kmで歩いて家に帰りました。
 →どれくらい時間が掛かったかという問題なら
  →500mの道のりを時速3km、両方使う
書かれている内容すべてが問題を解くために必要な言葉になっています。
 これを読まずして、どうして問題が解けようか・・・!
問題に書いてある言葉はほぼ全て使う事になりますので、そのつもりで問題文はしっかり読みましょう。
読みながら考える
問題文を読みながら考えている人は、問題文を読み終わる前に、既に答えが出ていたりします。
太朗君は13時に家を出て、1kmの道のりを時速4kmで歩いて公園に行きました。
 その後30分遊び、2kmの道のりを時速4kmで歩いて友達の家に行きました。
 友達の家に着いた時間は何時何分でしょう?
こんな問題があったとしましょう。
読みながらもう考えるわけです。
 書いてあることはまず使う事なので、次のように読んでいきます。
 13時に家を出た・・・13時ね、きっと何時に着くっていう問題だよね。
 1kmの道のりを時速4km・・・{1/4}時間、つまり15分ね。
 その後30分遊び・・・うん、30分ね。
 2kmの道のりを時速4km・・・{1/2}時間、つまり30分ね。
 友達の家に着いた時間・・・13時から15分、30分、30分、14時15分だね。
 問題を読み終える頃、もう答えが出そろってます。
 さらに先に書いているように、図も使いながら読んでいくと良いですね。
わからないものは文字で表す
小学校の算数から中学校の数学になって、最も大きな違いは文字を使う事だと思います。
 これにより、小学校の算数の方が、中学校の算数よりも解く事は難しいという問題もあります。
それはさておき、中学校の数学はとにかく文字を適切に使えると簡単です。
 問題に書かれている、よくわからない数量は文字を使って表しましょう。
ある水槽の水を20%取り出したところ、水の量は8Lでした。
 元々の水の量は何Lでしょう?
小学校の算数はこれを文字を使わずに解きます。
 中学校ではまず水の量が分からないので、水の量をxとします。
 水の量xの20%が8Lという式を作ります。
 0.2x=8
 後はこれをxについて解いてx=40Lです。
わからないものを文字を使い、知っている知識から式を作り、後は解くだけ・・・。
 小学校の算数と比べ、考える量が少ない分、中学校の数学は簡単です。
 もちろん式を作れなければ解けませんので、ちゃんと勉強していれば、ですけどね。
これをいずれ頑張るマン的に解説します。
問題演習
文章題は知識的にどこまで学んでいるかもあります。
 一覧の中から知っている知識の問題演習を探してみてください。
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